十分に勃起しない・維持できない状態のことです

EDとは「勃起機能の低下」を意味する「Erectile Dysfunction」の略で、日本語では勃起不全や勃起障害と訳されています。
EDは様々な要因によって「満足な性行為を行うための十分な勃起が得られない、もしくは維持できない状態が持続、または再発すること」と定義されていて、日本国内におけるED患者数は推計で1,130万人、40歳以上の男性のうち3人に1人が該当すると考えられています。

EDは決して珍しい症状ではありませんので、お一人で悩まずに神戸市三宮・元町のあけびクリニックへご相談ください。

EDのよくある症状

ED（勃起不全、勃起障害）には、いつもではないが状況によって勃起が起こらないものから、性交をする際、常に勃起が起こらないという重度のものまで、様々な症状があります。
具体的には次のような症状がみられます。

• 性交の際全く勃起しない
• 勃起の硬さが弱くなっている
• 勃起するが、短時間で萎えてしまう
• 一度萎えた後、再勃起が難しい

など

これらの勃起障害により性交が完了されないことから、男性不妊の原因の30%がED（勃起不全、勃起障害）であることも明らかになってきました。

①器質性ED：病気など体に何らかの異常がある場合

中高年以降のEDに多く、加齢に伴う動脈硬化や糖尿病、高脂血症、脳出血などの神経や血管が傷つけられる病気や外傷、一部の泌尿器系の病気、手術などが原因となって起こるEDです。

②心因性ED：精神的なストレスなど心理状態に原因がある場合

仕事や人間関係など日常的なストレスや、性交が上手くいかなかった精神的なストレス、プレッシャー、うつ病などから起こるEDです。

③混合性ED：上記2つを併せ持つ場合

動脈硬化、糖尿病の進行、高血圧などの病気や外傷に加え、精神的なストレス、プレッシャーが生じて起こるEDです。

④薬剤性ED：ある種の薬剤を服用している場合

解熱・消炎鎮痛剤、筋弛緩薬、不整脈治療薬、降圧剤、利尿剤、消化性潰瘍治療薬などの一部の薬剤を服用していることで起こるEDです。

主に問診を行います

ドクターによる問診を行って、現在服用中のお薬や、ご希望のED治療薬などをおうかがいします。

ED治療薬を処方します

ED（勃起不全、勃起障害）はED治療薬を処方して治療します。
現在、日本で発売されているED治療薬には、「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の3種類があり、それぞれにジェネリックの薬剤があります（※レビトラは販売中止のためジェネリック医薬品のみ利用可能）。

ED治療薬は陰茎の血管を拡張し、血流を改善する作用を有しており、いずれのEDに対しても一定の効果が期待できます。
ただし、重度の肝障害がある方、低血圧症、網膜色素変性症、硝酸剤内服中の方など服用できない場合もあるため、ドクターの適切な診察のもとで処方を受けるようにしましょう。