- HOME>
- 包茎手術
phimosis包茎とは？
男性器の亀頭部が露出しない状態のことです
包茎とは、男性器の亀頭部が包皮（陰茎部を包んでいる皮膚）に覆われ、露出しない状態のことを言います。
包皮には亀頭を守る役割があり、新生児ではほぼ100％が包茎の状態で産まれますが、学童期になるとだんだんと包皮と亀頭の癒着が取れ、多くは思春期頃に亀頭が露出した状態になります。
勃起時にスムーズに亀頭を露出させられる状態を「仮性包茎」、包皮口が非常に狭いため平常時も勃起時も亀頭を露出できない状態を「真性包茎」、包皮の出口である包皮輪（ほうひりん）が狭く、亀頭を露出させると亀頭や陰茎が締め付けられてしまう状態を「嵌頓包茎（かんとんほうけい）」と言います。
包茎のよくある症状
包茎は、包皮と亀頭の状態により次の3種類に分けられます。
仮性包茎
平常時に包皮を被っており、勃起時も完全に亀頭が露出しませんが、痛みや締め付けがなく簡単にむくことができる状態です。
仮性包茎は日本人に多く、目立った症状もないため特に治療をする必要はありません。
しかし、包皮による蒸れから衛生状態が悪くなり、かゆみや臭いの症状が出ることがあります。
真性包茎
包皮口が極端に狭いことから、普段でも勃起時でも包皮をむくことができず、亀頭を露出できない状態です。
亀頭部が露出されないため発育が妨げられることが多く、また、勃起時には亀頭が包皮口を圧迫して痛みが生じることがあり、性行為ができない場合があります。
包皮内の衛生状態が悪くなりやすく、亀頭包皮炎や尿路感染症を引き起こすこともあります。
嵌頓（かんとん）包茎
包皮口が狭く、平常時は包皮をむくことができますが、勃起時に無理にむくと狭い包皮口で亀頭や陰茎が締め付けられ、包皮が戻せなくなってしまう状態です。
この時、包皮が腫れて亀頭や陰茎がうっ血するため強い痛みが生じ、また、長い時間締め付けが続くことで陰茎への血流が不足し、壊死してしまう可能性があります。
phimosis包茎の原因
タイプによって原因が異なります
包茎が起こる原因は、仮性包茎では包皮の量が多いこと（表現一般的？）、真性包茎では包皮口が非常に狭いことが挙げられます。
ただし、後天的な原因として、亀頭包皮炎などをくり返すことで包皮口が狭くなり、真性包茎のような状態が生じるというケースもあります。
phimosis主な検査方法
問診・視診・触診によって診断します
包茎は問診や視診、触診によって診断します。
また、糖尿病の方では、包皮炎や包皮の先端部分にアカギレを繰り返し、真性包茎や嵌頓（かんとん）包茎のような状態になるケースがあるため、後天的な包茎では糖尿病の検査をする場合があります。
神戸市三宮・元町駅前のあけびクリニックでは、糖尿病の検査としてヘモグロビンA1c（HbA1c）とC反応性蛋白（CRP）が測定できる「臨床化学分析装置（セルタックケミ）」を導入しております。
phimosis包茎の治療
美容外科医による包茎手術を行っています
包茎の治療方法には、余分な包皮を切除する「手術療法」と、ステロイドを含む軟膏を一定期間塗布し、包皮を柔らかくする「包皮翻転（ほうひほんてん）指導」があります。
成人の場合、真性包茎で痛みなどの症状がある場合は手術が適用となります。
また、嵌頓（かんとん）包茎の症状があり、元の状態に戻らない場合は、皮膚を切開する手術が必要となります。
仮性包茎は医学的な治療は不要であると考えられますが、衛生状態が気になる方や美容上の観点から手術を望まれる場合があります。
あけびクリニックでは、経験豊富な美容外科医と連携して、包茎手術を行っております。
症状があって日常生活に影響があるという方や、包茎を解消させたいとお悩みの方などは、一度お気軽に当クリニックへご相談ください。